H2Oは悪質アプリ?サクラ情報や評判をリサーチした結果は?
◇出会いアプリ「H2O」に登録してみた!
悪質アプリを暴く記事、記念すべき第十弾は出会いアプリ「H2O」です。どうしてこんな名前にしたんだろう、という疑問が湧いてきますが、それはさておき、このアプリは悪質なのか、それとも本当に出会えるものなのか。それを検証していきたいと思います。
この「H2O」は、リリースされてまもないため、まだダウンロード数は1000件。こればっかりは、新参の出会いアプリですから仕方のないことです。しかしレビューには高評価が多く、評価の平均は4.2と高水準。これは期待できそうですが、一方でこのような声も。
この方が実際に登録したのかはわかりませんが、どうやらネット上では「H2Oは悪質アプリだ!」という声も見受けられるようです。果たしてそれは本当なのでしょうか。
◇総合評価
登録して、2、3日放置してみましたところ、大変残念なことに、このアプリでも、他の悪質アプリと同じように大量のメールが届いておりました。私のプロフィールと、届いたメールの数がこちら。
たった2、3日でこれほどの女性が、「あかさたな」という名前の正体不明の男に群がってくるとは。現実には起こりえないですよね。私は名前以外にプロフィールを設定していませんので、この時点で、H2Oは「サクラを使っている」ということになりますから、利用する価値はゼロですね。
それにしてもこのアプリ、一応は出会い系であるはずなのに、細かくプロフィールを設定できないのが実に不便ですね。なんと、名前と自己紹介文しか設定できないんですよ。自分の生年月日や、身長、体重、年収、車の有無など、すべて自己紹介文の中でやれとでも言うのでしょうか。そんなもの面倒くさくてやっていられませんよね。
おそらくこれは、サクラに「身長どのくらい?」とか「太ってるほう?」とかいう質問をしやすくさせるための策だと思われます。悪質アプリの中でもかなり「がめつい」と言えそうです。
◇サクラから届いたメールを公開!
それではいつものように、サクラから届いたメールをいくつかご紹介したいと思います。
・給料日まであと…後530円…(中略)なんか節約レシピとか知らないかな…
→名前が「あかさたな」の男に訊くよりもネットで調べたほうがよっぽど早いと思うんですけどねぇ。これはおそらく、神待ちの方向へ話を持っていきたいのでしょうが、遠回りしてポイントを消費させようという魂胆でしょう。
・ぶっちゃけ女の子でもエッチしたいとかあるのに言えない状況ってどう思う?別にしたくても良いと思いませんか?(以下略)
→このメールを見ればおわかりいただけるように、H2Oのサクラはいきなり本題に入らないという手法で、男性にポイントを消費させているようです。考えるまでもなく、この質問にはまったく意味がありません。そもそも女の子はエッチしたいときに「したい」と言えない状況にあるのでしょうか? あったとしても、したければ気にせず「したい」と言えばいい話です。他人に回答を求めることではありませんね。
・今までひどい男の人にず~っと騙されてきちゃってたんで…恋愛恐怖症(中略)ちょっと勇気出してメッセしました
→勇気出してメッセしました、完。という内容のメールです。相手にすると非常にお金がかかりそうな感じですね。こちらから話題を振らなければいけないので。
◇サクラとメールしてみたら……
H2Oに登録してから、数多くの女性からメールを受け取りましたが、その中でも比較的早い段階で連絡をくれたアミさんに返信してみました。私はこれまで他のアプリで散々、「(IDが)文字化けしている」とサクラに言われ続け、辟易してしまっているわけですけれど、今回はどうか。以下がその画像です。
どうやら、IDや電話番号を「文字化けしている」とはごまかさないようですね。その点は他の悪質アプリに比べ利口だと思います。
しかし、顔写メを要求してくるあたり、画像送信でポイントを消費させようという意図があることは明白です。顔が見えないのが嫌だったら、そもそもなんで私にメールしてきたのか、という話ですよね。
このように、サクラというのは、言っていることは一見まともですけれど、やっていることがサクラ行為なので、どこかちぐはぐな印象を受けるものなのです。これは悪質アプリを見抜く基準となりますので、覚えておいて損はないでしょう。
ではここでいつものように、その他のサクラの名前を公開しておきます。
あやあや、珠樹、カオリン、カナ、絢香、かなえ、NAOMI
ちなみにH2Oのメール料金は1通200円。優良出会い系のPCMAXやワクワクメール、ハッピーメールでは、1通50円前後が普通ですから、H2Oの料金がいかに高額か、おわかりいただけると思います。
◇怪しいところ満載の悪質アプリ!
H2OのPlayストアでの紹介文は、以下のようになっています。
が、下へスクロールしてみると――。
出会いを斡旋するものではない、とのこと。何をもって「斡旋」とするのか、その定義によって意味の変わってきそうな文章です。堂々と出会い系として運営していればこのような文章を書く必要はないのですから、要するに、出会えるアプリと宣伝しながら「いやいやうちは出会い系じゃないんで」と言いたいんでしょうね。
しかもこのアプリの運営会社、「H2O運営局」となっているんです。もはや会社ですらないという。おそらくは、このアプリを含め、悪質なアプリを量産している会社があって、そのうちのH2Oを担当する課が、運営局を名乗っているのでしょう。この会社(大元)のアプリはダメという評判を広げないための策でしょうね。使う価値はありません。